経営者は自分の暗黙知が伝わらなくて悩む

2018-01-13 (土)

ほとんど、多くの経営者が自分の思っていることが、部下に伝わらなくて悩んでいます。

もどかしくて、叱る。

叱られた方は、なぜ、叱られたのか分からない。

従業員は、よほど勉強しているか、素直でないと、叱られ方によって、話の中身より、叱られたことで、

どうしても防衛本能が働いて、抵抗心を持ってしまいます。

本当によくある話で、親子でも、これがあります。

経営者は、必死で経営していかなければならないので、自問自答や、あちこちの勉強会にいって勉強します。

そして、まだ、自分の経験値になっていない段階で、自分の背中を見せることなく、口頭だけで、それを伝えてしまうことが、よくあります。

そして、また、新しい勉強会に行く。勉強中毒になっているケースも良くあります。

そうではなくて、自分でやってみて、その経験値から、それを、きちっと紙に書くなり、ルールにするなり、

従業員に対して分かりやすい方法で伝えていくべきです。そして、PDCAを行う。

従業員は、経営者ほど勉強癖はついていません。だから、雇用という形で、人生を送っている。

マインドが違うので、柿の実が熟すスピードが遅い。まだ、柿の実が熟していないときは、口頭だけで言っても入らない。

ここを経営者は焦ってしまうことが多いと思います。

言い続けなければならないのですが、この、いい続けなければならないのを、

経営者と分離して、仕組みにしてしまわないと、なかなか、マインドは変わらないです。

何か、事件が起こった時に、マインドが変わることがほとんどなのですが、事件は起こってほしくない訳です。

 

その仕組みとは、日ごろ、経営者が言っていることを、複数の従業員たちで、その意味合いについて話し合うこと、

話し合って、そして、納得して、自分たちで、新しい、実際の行動規範を作るということです。

当方は、この過程を通じて、給与に反映するシステムを推奨、導入しています。

 

経営者の夢や、これまでの良かった経験、反省しなければならない経験、スタッフのためにやらないといけないこと、

お客様のためにやらないといけないことが、経営理念となり、その経営理念に従って、行動の目標が決まっていると思うのです。

だから、経営理念の実現のために、経営者が常日頃、何を言っていて、成果をあげるために、

何を自分たちはやらないといけないのか、その、行動が出来たときに、数字の結果以外で、お給料が上がっていくシステムを構築していかなければなりません。

 

経営者が思っていることを言い続けていても、納得感がなければスピードも遅くなる。

 

まずは、暗黙知を見える化することをしていかなければならないと思います。